「20代の起業家から新しい価値の創造を」
「あなたの思いやり・優しさ・経験が生みだす、次の時代の価値観の創造やサービスの革新のお手伝いがしたい!
主に20代・30代の若手社会起業家・ソーシャルビジネスを専門に応援しております!!
» 記事一覧
福祉、健康、地域社会の安全や環境問題など、これまでは、国や役所、ボランティアなどが対応してきた社会的な問題に、高い問題意識(使命感)を持ちつつ、それらをビジネスの手法を用いて、解消していこうと試みることで社会貢献をする方々のことを言います。イギリスやアメリカでは1980年代から徐々に増え始め、日本でも最近増えてきました。
例えば社会起業家で著名な方として、2006年ノーベル平和賞を受賞されたグラミン銀行のムハマド・ユヌス氏が挙げられます。バングラデシュにおける「マイクロクレジット」(小口無担保融資)はあまりにも有名ですね。貧しい農村などで主に女性にお金を融資し、女性たちの経済的自立を促す。女性たちの上げた収益で、銀行へ返済する分はしっかりと返済させ、後に残ったお金は自分たちで使うことができる。女性たちは自分の子供たちに必要な栄養(食事)を与えることが可能となり、働く必要のなくなった児童たちは学校に通うことができる。という善循環を生み出すことができたのです。
マイクロクレジットという手法は、女性たちの経済的自立、貧困の解消、児童の酷使を抑止し、子供たちに教育の機会を与える、などといったあまりにも大きい影響力をもつものだったのです。
グラミン銀行「マイクロクレジット」の衝撃
私(森)が高校2年生の時なので1997年の秋ごろだったように思います。昼休みに高校の図書館で手に取った本は岩波ブックレット「南からの国際協力~バングラデシュグラミン銀行の挑戦」渡辺龍也 著というとても薄い本でした。私はその本の中身に衝撃を受けたのでした。それがグラミン銀行による「マイクロクレジット」の手法だったのです。
私は当時あまりにも無知で傲慢でした。「この豊かな国日本に住む私は、アフリカやアジアの貧しい国の人たちに、富の再分配として、しかるべき団体などに寄付でもすれば、彼らの元にお金が届き、私も彼らもハッピーだ」そう思っていました。その本で私は学んだのです。「彼らにお金や物が届くことが何も問題を解決するわけではない」ということを・・・(これは今では常識的な考え方ですよね)。これが私と社会起業家との初めての「出会い」といえるでしょう。
ただ、その衝撃はその後長く(10年近く!)封印されていました。10年あまりの間に私はいろいろな失敗をし、方針転換をし、寄り道をしてきました。そして2007年に社会起業家支援行政書士として活動を始めました。あの時の衝撃がまた蘇ってきたのです。私は日々ワクワクしております。社会起業家の方々が、私が当時受けた衝撃以上の(いい意味での)衝撃を社会に与えてくださることに。もしかしたら私にもそのお手伝いができるかもしれないことに。
現在、私(森)の関心は、日本における既存のNPO法人様にも向いております、特に、せっかく設立し、活動していたNPO法人も、ヒト、カネ、モノ等様々な理由はあるでしょうが、かなりの数、動かなくなってしまっている、現実に動いていない、という状況が、非常にもったいないと感じています。 「社会のために」・・・そんな素晴らしい志や情熱、想いできっと立ち上がったであろうNPO法人。そのNPO法人をもう一度動かすこと、事業を作り、サービスを提供し、新たな価値を社会に提供していくことが、社会的にも多くのメリットとなるのではないか、と考えております。
NPO法人の復活・再生・・・ユヌス氏もマザーテレサも活動を継続したことが素晴らしいのだと思います。私の好きな言葉は、「たとえ偽善で始めたことであっても、継続できたことは本心(本物)である」です。あなたのNPO法人が継続して活動し、輝いていくお手伝いがしたいと思っております。
東京都23区
足立区・荒川区・板橋区・江戸川区・大田区・葛飾区・北区・江東区・品川区・渋谷区・新宿区・杉並区・墨田区・世田谷区・台東区・中央区・千代田区・千代田区・豊島区・中野区・練馬区・文京区・港区・目黒区
※その他の地域も対応しています
▲【グラミン銀行のユヌス総裁】
「ユヌス氏はグラミン銀行を通じて、世界から貧困をなくそうという志をもった、ソーシャルビジネスの担い手です。」
(写真は、2010年7月30日バングラデシュの首都ダッカにおいて開催された、Conqueror CI Design Contest 2010 & Hiromi Inayoshi Exhibition にて。今回ユヌス氏とお会いできたのも、世界的なグラフィックデザイナーの稲吉紘実先生のおかげです。)